【知って安心】フェムテック&化粧品広告、本当に信じていい?薬機法から学ぶ正しい選び方
はじめに|広告の言葉、鵜呑みにしていませんか?
最近、フェムテック製品や化粧品の広告をよく目にしませんか?
「これ、すごく効きそう!」と思っても、その表現、本当に信用して大丈夫?
日本には、消費者を守るための「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」というルールがあります。
しかし、すべての広告がこのルールをきちんと守っているとは限りません。
この記事では、フェムテック商品や化粧品の広告を正しく見抜くためのポイントを、わかりやすく解説します!
これを読めば、「買って後悔…」を防ぐ力がグッと高まりますよ。
フェムテック広告、ここに注意!実例で学ぶ
雑貨扱いのサニタリーショーツ、どこまで信用していい?
問題例:
-
「生理中の不安を解消!」→ ❌ NG
-
「経血をしっかり吸収!」→ ❌ NG
-
「ブルーデーも快適に過ごせる」→ ⭕ OK
-
「ナプキンいらずで経済的」→ ❌ NG
ポイント:
生理に「効果がある」と直接言う表現は禁止されています。
やんわり「快適」などと伝えている広告は、法律上問題ないケースが多いです。
妊娠線クリーム、どこまで効果を期待できる?
たとえば「妊娠線予防に!」と謳うクリーム、見かけますよね。
正しい理解:
-
「妊娠線予防」→ ❌ 医薬品的な表現でNG
-
「乾燥対策に」「肌を柔らかく保つ」→ ⭕ OKな広告
つまり、化粧品はあくまで肌の乾燥ケアまで。
できるのはサポートまでで、妊娠線を「予防・治療」できるわけではありません。
デリケートゾーンケア商品にも注意!
フェムケア用の洗浄アイテムなどで、
-
「膣を洗う」
-
「菌に効果あり」
などの表現があったら注意。
これらは医薬品レベルの表現で、法律違反に当たる恐れがあります。
正しくは
-
「デリケートゾーンを清潔に保つ」
-
「保湿ケア」
など、あくまでサポート表現にとどめた広告がOKです。
さらに!アプリ・健康管理ツールもチェックポイント
生理周期管理アプリ「ルナルナ」なども人気ですが、広告を見るときは注意!
OKな機能:
-
生理周期の記録・管理
-
排卵日予測
-
体調の変化をメモ
NGな機能:
-
「あなたは〇〇病です」と診断する
-
「治療できます」とアピールする
アプリが診断・治療を謳っていたら、それは薬機法違反の可能性大です!
消費者が絶対に知っておきたい「NG広告表現」
広告には、知らないと騙される危険な表現が潜んでいます。
ここでは、よく見かける要注意ワードを紹介します!
表現 | OK?NG? | 理由 |
---|---|---|
蘇れ針肌 | ❌ | 肌が若返る印象を与えるためNG |
成分が肌の奥に浸透! | ❌ | 化粧品の浸透範囲(角層)を超える誤認 |
毛穴改善・小じわを消す | ❌ | 医薬品レベルの効果を暗示 |
根本美白・しみ撃退 | ❌ | 効果を断定していて違反 |
カリスマ〇〇愛用 | ❌ | 実際の愛用事実がないなら誤認リスク |
こうした言葉を広告で見かけたら、「ちょっと怪しいかも」と疑う目を持つことが大切です。
最新情報もチェックしよう!
2024年には、日本化粧品工業連合会が「日本化粧品工業会(JCIA)」に改名しました。
今後、広告ルールもさらに厳格化されるかもしれません。
また、TikTokなどSNS広告も野放しではありません。
「バズってるから安心」と思わず、内容の信憑性をしっかり見極めましょう。
まとめ|知っているだけで、賢く買い物できる!
広告をそのまま信じると、期待外れに終わることも。
でも、今日紹介した「正しい見抜き方」を知っていれば大丈夫!
大切なのは、効果を断定するような広告をうのみにしないこと。
疑問を持ったら、公式情報を自分でチェックするクセをつけましょう!
💬 もし広告で不安な表現を見つけたら?
迷わず、厚生労働省や消費者庁に相談するのも一つの手です。
あなた自身を守るために、ぜひ今日から「広告を見極める力」を育てていきましょう!
✅参考リンクまとめ
コメント